菖蒲花の、呟きです。
日記のようなもの、です。
…小説も書く時が。
マイナーかぷにも手を出したり…。
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ヘタボカ、第二弾です。
第二弾は、仏リンにしようとしていました。 仏×ツンデリンに…。 ですが、なってないです、ツンデリン。 キャラ崩壊…はない、と思いますが…わかりません。 それでもよろしい方は、続きから、どうぞ! そして、続くかもしれません。 小話として…。 ――――― 第一声は、それだった。 「……へ?」 「あんた、誰なのよ。…レンはどこ?」 一瞬呆気にとられ、ぽかん…と口を開けた。 「………あんたに聞いてるのよ?」 はぁ、と溜息を吐く…彼女。 「…あ、あのさ…。」 「…何?」 「…君が、『鏡音リン』?」 そう問えば、 「当たり前でしょ。私が鏡音リン以外の誰かに見える?」 腕を組み、少し不機嫌そうに言った。 「……見えない、な。…でも、」 「…まだ何かあるの?」 …想像してたのと、随分違う、『鏡音リン』。 俺は、…俺は、もっと……! パッケージを見る限り、 純粋で素直な、少し幼い…そんなイメージを持っていた…でも。 「…意外と大人なんだね?」 沈黙に耐え切れず、俺らしくもない、小声で言った。 「……大人?…そうかもね、私のことを子供だと思っているあなたよりはよっぽど大人なんじゃない?」 くす、と、日本のそれとは違う、嘲笑を含んだ笑いを一つする。 見下されているようだ。 …この俺が? 「…冗談が上手いね、リン。」 優しく笑いながら名前を呼べば、 「…いきなり呼び捨て?…ふざけないでよ。」 腕を組んだ格好のまま、どかっと音を立ててパソコンの前にあった俺の椅子に腰かけた。 …でも、気を悪くしてはいないようだった、だから。 「じゃ、リンちゃん?」 そう、冗談のように笑って言えば、 「…っき、気持ち悪…。も、もう、リンでいいわよ!」 顔を背けながら、早口で言う。 でもお兄さんは、君の顔が少し赤くなったのを見逃さなかったよ? ……可愛いなぁ。 そう思っていると、 「な、何にやにやしてるのよ!…そっそれで、あなたは誰?レンはどこにいるのっ?」 最初に聞かれて、答えていなかった質問。 あの時は緊張…よりも驚きが大きすぎて答えられなかったけど、今なら。 「…俺は、ふら…」 いつも通り、フランス、と答えようとして、ふと思った。 「フランシス・ボヌフォワ、だよ。フランシス、って呼んでね?」 手を差し出しながら言えば、 「ふらんしす…分かったわ。フランシス、…今日から、よろしく。」 リンが俺を見上げて、くす、と、さっきの嘲笑を含んだ笑いでない、とても可愛らしい笑いを零して手を取った。 「よろしく。」 にこ、と俺も笑って、 これからどうなるのか、…楽しみで一杯だった。
…それで、 (レンはどこにいるのよっ!?)
あとがき 楽しかったです。 読んでくださってありがとうございました! 10/28 凍都 PR |
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